「魅力的に生きる」

〜夢と感謝と思いやりを持って〜

ピンチはチャンス?

 

「ピンチはチャンスだ!」

という言葉を耳にする機会があると思います。

 

「その通り!」

と思う方もいれば、

「そうはいっても、ピンチはピンチだよ」

と思う方もいると思います。

 

実はこの言葉、けっこう奥が深かったりします。

 

ピンチはなぜチャンスなのか

 

そもそもピンチとはどういう状況でしょうか。

日本語でいうと「危機」や「窮地」といった意味です。

 

予期せぬトラブルが起きて窮地に追いやられる・・

という状況ですね。

普通に考えたら、そんな状況にあいたく無いと思います。

 

「ピンチにあいたい!」と思う人はよほどの変わり者でしょう(笑)

 

 

ではなぜピンチはチャンスというのでしょうか。

 

それは、

 

ピンチを乗り越えた時に成長できるから

に他なりません。

 

「ピンチ=試練」です。

 

仕事でもプライベートでも

初めてやることは大抵、失敗したり上手くいかないものです。

 

自分の能力だけで解決するものならともかく、

ほとんどの出来事は他人も絡んできます。

 

「人の悩みの大半は人間関係」と言われる位ですから、

人間関係が絡むと、

思った通りに物事が進むことはあまり無いと思って良いでしょう。

 

行動すると必ずピンチは起こります。

 

意識しているいないに関わらず、

そのピンチを乗り越える度に人は成長しているのです。

 

ピンチがチャンスにならないこともある

「ピンチがチャンス」という言葉がしっくり来ない人には

ある共通点があります。

 

それは
ピンチを乗り越えない傾向がある

という点です。

 

言い換えると

「逃げる」という選択を取っている

ということです。

 

もちろん逃げることも必要なケースはあると思います。

しかし、

試練というのは乗り越えないとチャンスにはなりません。

また時や場所を変えてやってきます。

 

試練を乗り越えているか、

試練から逃げてばかりいるのかで

とてつもない魅力の差ができていきます。

 

「生きていると試練ばかりなのか・・」

と気が滅入る人もいるかも知れませんが、

安心してください。

 

一度乗り越えたら、同じような試練は、

もう試練ではなくなります。

ピンチと感じることもなく楽に乗り越えられるでしょう。

 

ピンチを乗り越えた数だけ 

ピンチを乗り越えた数だけ出来ることが増える。

それだけでも魅力的ですが、

更に良いことがあります。

 

それは、

同じようなピンチに陥っている人を救える

ということです。

 

ピンチの乗り越え方を知っているのはもちろんですが、

何より人の心は、 

乗り越えていない人の話は

響かないのです。

 

「ピンチをほとんど味わったことが無い人」の話と

「幾度とピンチを乗り越えてきた人」の話、

どちら方が心に響くでしょうか。

 

「最初から何の苦労もなく出来た人」の話と

「自分と同じように苦労した末に出来るようになった人」の話、

どちらが好感を持てるでしょうか。

 

今ピンチと思える試練にぶつかっていることは、

近い将来同じようなことで悩んでいる人を、

救えるチャンスに他なりません。

 

出来なかったことが出来るようになる喜びと、

人に勇気と希望を与える喜びも

得られるようになるのです。

 

「ピンチ大歓迎!」ですね。